昨日放映された、NHK ためしてガッテンの、
お茶!がん死亡率激減!?超健康パワーの裏ワザ
http://cgi4.nhk.or.jp/gatten/archive/program.cgi?p_id=P20110112
・・・ですが、やはり日本茶の秘めたるパワーは凄いものがありますよね。
実は、私は以前から「掛川・深蒸し茶」は普通に飲んでいましたが、花粉症対策の「べにふうき緑茶」とは直接関係無い事だと思っていたので、あえてその事には触れませんでしたが今後は、折に触れて「掛川・深蒸し茶」の事もお話しようかと思っています。
そこで思い当たるのが、数年前に95歳で亡くなった私の祖父ですが死ぬ直前までタバコは吸っていました。亡くなった理由は、ガンでは無くて単なる老衰です。「掛川・深蒸し茶」は普通に飲んでいました。タバコを吸って95歳まで生きたら文句ないですよね。
やはり「掛川・深蒸し茶」のおかげだったのでしょうか。
ところで、番組の反響はもの凄い事になっているようです。
元々、全国的に売られているものでは無いので、普通にあった物が突然、店頭から消えるという事態は起こっていませんが、掛川にあるお茶屋さんは、朝からてんてこ舞いのようです。
以下、「NHK ためしてガッテン」ホームページより
お茶!がん死亡率激減!?超健康パワーの裏ワザ
人口10万人以上の市区町村の中で、
がんによる死亡率が日本一低く、
高齢者の医療費も全国平均と比べて
20パーセント以上も低い、驚きの町があります。
それが静岡県掛川市。
なぜ、年をとっても元気でいられるのでしょうか?
その秘密の鍵を握っていたのが掛川市の特産品、「緑茶」。
このほど、地元病院や大学、国の研究機関などが行う調査で、
これまでの常識を超える緑茶の超健康パワーが次々と判明!
がんにも効果あり!?緑茶
人口10万人以上の市や区の
がん死亡率ランキングを見てみると、
面白いことがわかりました。
がんの死亡率が低い町には、
同じ特徴を持つ町が多かったのです。
例えば、上位15位に含まれる、
静岡県の藤枝市や磐田市、浜松市、埼玉県所沢市、
三重県の津市や鈴鹿市、鹿児島県の鹿屋市。
じつは緑茶の生産地なんです。
男女それぞれ、上位の15市区のうち7つの市区が
お茶の産地でした。
しかも、これらの産地は、
日常使いのお茶の産地なんです。
手軽にたくさん飲める環境に加え、
日常使いのお茶には
健康成分の面でも特徴があるといいます。
高級茶の栽培ではうま味成分「テアニン」を増やすため、
できるだけ日光を浴びさせずに
栽培されることが多いといいます。
それに比べ、日常使いのお茶は
日光をたっぷりと浴びさせて栽培します。
テアニンは日光を浴びると、
健康効果の高いカテキンへと変化します。
つまり、日常使いのお茶は、
健康成分、カテキンをたっぷりと含んだお茶であり、
様々な健康効果につながるのではないかと
考えられているのです。
※緑茶のがん予防効果については、
効果ありという研究と、効果無しという研究があり、
まだはっきりしていません。
ただし、お茶をたくさん飲む掛川市で
がん死亡率が日本一低いことは事実です。
現在、研究が続けられている掛川市での大規模調査で
お茶にがん予防効果があることが
明らかになるのではと、期待されています。
掛川茶の秘密
掛川で一般に飲まれているのは
「深蒸し」と呼ばれる製法で作られたお茶です。
色が濃く、細かい浮遊物がたくさん含まれているのが
特徴です。
この浮遊物を分析してもらったところ、
普通のお茶にはほとんど含まれない成分
が見つかりました。
βカロテンには抗酸化作用、
ビタミンEには血行促進作用や免疫機能改善効果、
クロロフィルには腸内環境を整える働きがある
と言われています。
なぜ掛川のお茶には
このような成分が含まれているのか。
それには掛川の土地柄が関係します。
掛川のお茶畑の多くが、なだらかな丘にあり、
日差しをたっぷりと浴びるため、
カテキンをたっぷり含んだ
渋いお茶になってしまいます。
そこで、渋みを和らげ、
飲みやすくするために編み出された方法が、
「深蒸し」と呼ばれる製法です。
長時間蒸すことで茶葉の組織がぼろぼろになり、
様々な成分が出やすくなります。
渋み成分カテキンと、
細胞のかけらがくっつきあうことで、
渋みを感じにくく、飲みやすいお茶になるのです。
お茶の生産地としては
決して最上とは言いがたい土地で、
なんとかおいしいお茶を作ろうとした昔の人の知恵が、
結果的に健康成分ももたらしていたのです。